出来形管理
5UAV写真測量用の対空標識について
国土交通省国土地理院(平成 29 年 3 月改正)『UAV を用いた公共測量マニュアル(案)』を参照すると、UAV写真測量を行う際は、計測対象範囲に対空標識を設置する必要があります。対空標識とは、同マニュアル第2編「数値地形図作成」の第3章「標定点の設置」の要旨(本文6ページ)にあるように、UAV
3次元点群データ上での法枠工の出来形管理例
3次元計測で法枠工の出来形計測に必要な要求計測精度を満たすことができたら、点群データ上で出来形を管理することができます。本例は、TREND POINTを使用した例です。出来形計測では写真も整理する必要があります。点群の全景で計測ヵ所を示して、寸法値が見える近景まで近寄るまでの各段階でスクリーンショ
法枠工における出来形計測方法
ICT法面工において法枠工の出来形管理方法を国交省の3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)より抜粋して紹介します。法枠工においては、法長や延長に加えて、桁中心間隔と桁幅・桁高を計測することが認められていいます。3次元点群データで法枠のエッジをはっきりだすのは難易度が高く、要求計
出来形管理における3次元測量の要求計測精度
UAVやTLSによる3次元測量を行った後は、まずはその計測精度が出来形管理のための要求計測精度を満たしているか検証します。通常のTS測量でも計測誤差を検証してからその基準点を施工に使いますが、それと同じことを3次元計測データにも行います。施工者ももちろん、監督職員も検査職員も、そもそもその
法面の3次元測量機器
ICT法面工の3次元測量に使われるのは主に下記の3つです。・ドローン(UAV)写真測量・地上型レーザースキャナー(TLS)・UAVレーザー測量法面という現場の特性上、死角なく点群データを作成するためには地上型レーザースキャナーとUAVが併用される例が多いです。いずれの測量機