記事一覧
法面工事においてICT活用に関する記事の一覧です。
UgCSでUAV自動飛行ルート作成
UgCS Mapperでオルソ画像を作成したら、UgCSで自動飛行ルートを作成していきます。UAV写真測量において、パイロット(操縦者)は現場でプロポを握ってその時々の現場条件に臨機応変に対応することが求められますが、自動飛行ルート(フライトプラン)は安全と計測精度のカギを握っています。U
UgCS Mapperでオルソ画像(マップ)を作成する
UAV写真測量においてドローンを自動飛行させるためには、地図情報を用いてフライトアプリケーションで飛行ルートを作成します。平面的な工事の土工であれば大きく影響しないケースもありますが法面の工事では、現場が斜面で立体的なほか、樹木や障害物の干渉も多いので地図情報の高さと実際の高さ情報がずれていると、
Pix4Dmapperの使い方
Pix4D社のSfMソフトウェア、Pix4Dmapperの使い方について説明します。Pix4Dmapperは、UAV写真測量で撮影した写真を点群にする際に使用するSfMソフトのひとつです。UAV測量や3次元計測といっても、計測した段階では何百枚の写真があるだけですので、Sfmソフトでそれを
Phantom4ProとMatrice300RTK
UAVが安定して安全に飛行するには、衛星を受信している必要があります。UAVが衛星から電波をキャッチし、常に自分の位置を把握することで、自動操縦や自動帰還、ホバリングが可能になっています。UAV測量の代表機と呼んでもよいPhantom4proとMatrice300RTKでは受信する衛星測位
UAV写真測量の作業工程
国土地理院のUAV を用いた公共測量マニュアル(案)を参照すると、UAV写真測量のプロセスは主に下記の通りとなります。1. 作業計画現場に入る前には平面図等で計測対象範囲を確認し、標定点および検証点の配置計画を立てます。(対空標識に関する記事はこちらを参照く
UAV写真測量用の対空標識について
国土交通省国土地理院(平成 29 年 3 月改正)『UAV を用いた公共測量マニュアル(案)』を参照すると、UAV写真測量を行う際は、計測対象範囲に対空標識を設置する必要があります。対空標識とは、同マニュアル第2編「数値地形図作成」の第3章「標定点の設置」の要旨(本文6ページ)にあるように、UAV
RTKとは
ドローン(UAV)には、GPS機とGNSS機があります。履行報告などの現場全景写真をとったり、写真測量を始めたばかりだったり、平面的な現場の写真測量がメインだとGPS機なのかGNSS機なのかは意識されないと思います。しかし、我々のように法面を精度よく測量しようと思うと、GPS機かGNSS機なのかは
PPKとは
PPK(Post Processing Kinematic)とは、後処理キネマティック方式です。RTKがリアルタイムに移動局であるUAVの位置情報を補正しながら写真を撮影していたのに対して、PPKでは写真を撮影した後に位置情報を補正する方式です。PPKを実施するには、UAVやカメラがGNS
はじめに
本ウェブサイトを訪問してくださりありがとうございます。このサイトは法面工事に携わる技術者にとって、ICTを活用する際の文字通りデータベースとなれるよう作成しています。法面工事では、ICT建設機械で施工できる現場がほぼなく、ICTを活用しても生産性という面では飛躍的な向上が見込めません。さら
法面工事におけるICT活用のメリット
法面工事ではICTを活用しても施工性や生産性が格段に向上しません。土工とは異なり、ICT建設機械などで施工できないからです。法面整形工だけは例外ではありますが、ICT建設機械で法面整形ができて面管理できる法面は、稀なケースです。法面工事におけるICT活用のメリットは、施工性の向上よりも安全