UAV写真測量
19UgCS Mapperでオルソ画像(マップ)を作成する
UAV写真測量においてドローンを自動飛行させるためには、地図情報を用いてフライトアプリケーションで飛行ルートを作成します。平面的な工事の土工であれば大きく影響しないケースもありますが法面の工事では、現場が斜面で立体的なほか、樹木や障害物の干渉も多いので地図情報の高さと実際の高さ情報がずれていると、
Pix4Dmapperの使い方
Pix4D社のSfMソフトウェア、Pix4Dmapperの使い方について説明します。Pix4Dmapperは、UAV写真測量で撮影した写真を点群にする際に使用するSfMソフトのひとつです。UAV測量や3次元計測といっても、計測した段階では何百枚の写真があるだけですので、Sfmソフトでそれを
Phantom4ProとMatrice300RTK
UAVが安定して安全に飛行するには、衛星を受信している必要があります。UAVが衛星から電波をキャッチし、常に自分の位置を把握することで、自動操縦や自動帰還、ホバリングが可能になっています。UAV測量の代表機と呼んでもよいPhantom4proとMatrice300RTKでは受信する衛星測位
UAV写真測量の作業工程
国土地理院のUAV を用いた公共測量マニュアル(案)を参照すると、UAV写真測量のプロセスは主に下記の通りとなります。1. 作業計画現場に入る前には平面図等で計測対象範囲を確認し、標定点および検証点の配置計画を立てます。(対空標識に関する記事はこちらを参照く
UAV写真測量用の対空標識について
国土交通省国土地理院(平成 29 年 3 月改正)『UAV を用いた公共測量マニュアル(案)』を参照すると、UAV写真測量を行う際は、計測対象範囲に対空標識を設置する必要があります。対空標識とは、同マニュアル第2編「数値地形図作成」の第3章「標定点の設置」の要旨(本文6ページ)にあるように、UAV
RTKとは
ドローン(UAV)には、GPS機とGNSS機があります。履行報告などの現場全景写真をとったり、写真測量を始めたばかりだったり、平面的な現場の写真測量がメインだとGPS機なのかGNSS機なのかは意識されないと思います。しかし、我々のように法面を精度よく測量しようと思うと、GPS機かGNSS機なのかは
PPKとは
PPK(Post Processing Kinematic)とは、後処理キネマティック方式です。RTKがリアルタイムに移動局であるUAVの位置情報を補正しながら写真を撮影していたのに対して、PPKでは写真を撮影した後に位置情報を補正する方式です。PPKを実施するには、UAVやカメラがGNS
出来形管理における3次元測量の要求計測精度
UAVやTLSによる3次元測量を行った後は、まずはその計測精度が出来形管理のための要求計測精度を満たしているか検証します。通常のTS測量でも計測誤差を検証してからその基準点を施工に使いますが、それと同じことを3次元計測データにも行います。施工者ももちろん、監督職員も検査職員も、そもそもその
法面の3次元測量機器
ICT法面工の3次元測量に使われるのは主に下記の3つです。・ドローン(UAV)写真測量・地上型レーザースキャナー(TLS)・UAVレーザー測量法面という現場の特性上、死角なく点群データを作成するためには地上型レーザースキャナーとUAVが併用される例が多いです。いずれの測量機